【龍が如く8】シナリオをプレイした感想 ~二章 「異邦人」前半~

初めて見る母親の姿


前回のあらすじ

佐々木が星竜会に戻ったという噂を聞き、星竜会本部へ潜り込む春日たち一行。

そこには、ムショにいる会長高部に変わって、若頭の海老名が代表として居た。

星竜会では、埠頭の倉庫で世界各国から要人たちの「ゴミ」を保管するビジネスを行っており、佐々木を含めた大解散で行き場を失った元ヤクザの働き口になっていた。

安心したのもつかの間、春日たちに合わせたい人がいるという海老名。

そこで待っていたのは、かつての荒川組若頭、沢城であった。

カシラが語る真実

会長暗殺の真相

なんで、なんでカシラがいるんだ!?

前作で星野会長を手に掛けて、日本にないハズの終身刑を喰らってブチ込まれたのに。

ここで衝撃の事実。

なんと会長を手に掛けたのは、カシラではないという。

ええ、じゃあ前作での告白はいったいなんだったんだ!?

どうやら、若は最初からカシラを信用していなかったらしい。

カシラとは別にヒットマンを派遣していて、カシラが部屋に着いたときには、既に会長は死亡していたと。

最初から信用なんてものはなかったと言い放つ若。

これはむしろ、カシラにとっては、自分で手に掛けるよりもツライ展開なのではないか?

自分の息子が外道に成り果てていくのを見ているだけだったカシラ。

わざわざヤクザになってまで側に居たのに、報われない。

もう、いろいろ気力がなくなったから、無実の罪で刑務所に入ったんだな。

それにしても、冤罪からの無罪になったのだろうから、現実なら連日大ニュース間違いなしである。

では、わざわざ自分から刑務所に入ったのに、どうして控訴したのかという話になる。

どうやら、海老名の新事業に協力するというのがカシラの目的らしい。

荒川真澄のやり残した、大解散後の受け皿作りに協力するために動いているそうだ。

そして、春日に頼みがあると言うカシラ。詳しくは平安楼で話すとのこと。

あんまあそこには良い思い出ないんだけどな…

荒川真澄の過去

後日、平安楼に行く春日。

事前にカシラに言われて、パスポートを用意済みだ。

ここでおさらい、春日は荒川真澄と茜さんの間に生まれた子供である。

カシラの子供が若で、カシラのせいで取り違いが起きたんだよね。

恨むなら恨めというカシラ。

それに対し、自分の父親は春日次郎と荒川真澄の2人であって、誰が生みの親かは関係ないと言う春日。

いやー、本当にこの部分は前作からブレないね。

ここで、話は荒川真澄と茜さんのところに戻る。

荒川の親っさんは、氷川興産の組員で、組長の娘との縁談があったけれど、それを断って茜さんと駆け落ちしようとする。

これにキレた組長は、お腹の子供ごと茜さんを始末するようヒットマンに依頼した。

これをなんとしても阻止するために、荒川真澄は単身、組長室を突入する。

だが、その頃には、茜さんはフィリピンへ逃亡、ヒットマンもフィリピンに向かい、止めることは不可能だと言う組長。

怒りに歯止めが効かなくなった荒川真澄は、組長の指を一本一本拳銃で撃ち抜く。

その荒川真澄の姿を見て、自分自身が痛めつけけられているにも関わらず、笑い続けるマゾ組長。

最後の最後まで、笑い続け、満足そうに息絶えたらしい。

なんだこの会長。もしかして茜さんを暗殺しようとしたのは、荒川真澄を覚醒させるためか?

カシラのクエスト

初めて自分の母親の昔の写真を見せられる春日。

茜さんはハワイ生まれの日系ハワイ人だそうだ。

なんでも、フィリピンに逃げた数年後、故郷であるハワイに茜さんは戻っていたそうだ。

それを、親っさんの命令でハワイへ探しに行っていたカシラが見つけたらしい。

だが、親っさんと茜さんが話を突き合わせることで、子供の取り違いの真相が明るみに出ることを恐れたカシラは、茜さんを始末しようとする。

まったく、この人は前作から変わらず絶妙にクズなのが良い味出している。

しかし、茜さんの周りに子供がいるところを見て、カシラは思い直したそうだ。

茜さん自身も、荒川真澄と再会するつもりはないとのこと。

カシラは親っさんに、茜さんは既にヒットマンに始末されていたと虚偽の報告をする。

だが、それから年月が経ち、大解散後に荒川真澄が死亡すると、話は変わってくる。

最早、荒川真澄のことを気にしなくて良くなった茜さんは、自分の息子である春日に会いたいと言うのだ。

ハワイ行きのチケットはカシラの方で用意してくれるらしい。

それにしても、これから取得して、出発は明日の夜って。

随分と急じゃないですか?埠頭で話持ち掛けた時点でチケットぐらい取っておけよ

春日に頭を下げるカシラ。

おお、なんだか、前作で春日にお務めを頼む親っさんのシーンを彷彿させるな。

ちなみに、断ったらブッ殺すつもりだったとのこと。

やっぱりいつもの沢城だった。

足立さんおよびナンバとともに親っさんの墓に手を合わせる春日。

ハワイの茜さんに会いに行ってきます!

でもよくよく考えたら、さっき聞いた話は親っさんに報告しない方が良い気がする…

まとめ

いや~、前作でまさか沢城のカシラが星野会長を暗殺していなかったとは驚きました

だけど、話の辻褄は合ってるし、キャラの性格的にも話が破綻していないから凄い。

7という作品が主人公交代という挑戦的なものだったから、次回作のことまで考えていたとは思えないんですよね。

なにより、絶妙にクズなところが沢城のカシラらしくて良い。

という訳で、いよいよハワイに行くことになった春日一番。

シリーズ初めての海外が舞台の作品、楽しみだな。

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